こちらに共通ヘッダが追加されます。

北岸宏亮准教授らの研究成果が米国化学誌に掲載されました

2017年04月24日

北岸宏亮准教授らのグループの研究成果が米国化学誌Journal of the American Chemical Societyに掲載されました。

 
有毒ガスとして知られる一酸化炭素(CO)は、生物の体内では微量に発生しており、様々な生理機能を持つと考えられています。今回、北岸准教授らの研究グループは、独自に開発したhemoCDと呼ばれる化合物を使って、生体内に存在するCOを選択的につかまえる新しい手法を開発しました。この手法を用いれば、生物の細胞や組織に含まれる内在性のCO量を、特殊な装置を用いずに簡単に計測することが可能です。さらにhemoCDを細胞内に導入することにより、COが細胞内でどのような生理機能を有するのかを、簡便に調べることができます。COは、1998年にノーベル生理学・医学賞の対象となった一酸化窒素(NO)に並ぶ重要な生体内ガスであり、その生理機能の全容解明が望まれています。

本研究は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成事業「細胞自在操作のための分子化学技術の開発拠点形成」(2015-2019, 代表:小寺政人教授)の支援を受けて行われました。
 

 

■掲載誌

Journal of the American Chemical Society (DOI: 10.1021/jacs.7b02229)

 

■題目

Detection and Removal of Endogenous Carbon
Monoxide by Selective and Cell-Permeable
Hemoprotein Model Complexes
(細胞膜透過性のヘムタンパク質モデル錯体を用いた
内因性一酸化炭素の選択的検出および除去)

 

■著者

峯岸 彩夏 (理工学研究科応用化学専攻 博士課程(後期課程)2年次生)
勇村 亞希 (理工学研究科応用化学専攻 博士課程(前期課程)2014年度修了)
三好 一綱 (理工学研究科応用化学専攻 博士課程(前期課程)2016年度修了)
根木 滋 (同志社女子大学)
竹谷 茂 (関西医科大学)
Roberto Motterlini (Inserm U955, France)
Roberta Foresti (Inserm U955, France)
加納 航治 (同志社大学 名誉教授)
北岸 宏亮 (同志社大学理工学部 准教授)