'23年8月30日 更新
2023年 8月24–27日に開催された第11回アジアシクロデキストリン国際会議(11th Asian Cyclodextrin Conference)において,理工学研究科応用化学専攻の藤原悠人さんと筒井晴太さんがポスター賞を受賞しました。
シクロデキストリンは,ブドウ糖が環状に連なった化合物であり,水中でその輪のなかにさまざまな物質を取り込むことで知られています。今回,藤原さんと筒井さんは,水中でシクロデキストリンによってポルフィリンと呼ばれる色素を取り込んだ化合物について基礎研究を行い,上記学会にてポスター発表を行いました。藤原さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体にポリエチレングリコールと呼ばれる高分子を導入することにより,ハイドロゲルなどの固体材料として利用する研究について発表しました。筒井さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体を用いて,生物のミトコンドリアに含まれるシトクロムcオキシダーゼと呼ばれる酵素の機能を再現する化合物の合成について,発表しました。それぞれの研究内容,ポスター展示,プレゼンテーションなどが評価されて,受賞するに至りました。
(1) Synthesis of network polymer by PEGylated porphyrin/cyclodextrin inclusion complex
(2) Construction of a water-soluble hemoprotein model complex using ligand strapped porphyrin/cyclodextrin supramolecular complex
(1) 藤原悠人(Yuto Fujiwara)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
(2) 筒井晴太(Haruta Tsutsui)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
北岸 宏亮(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
シクロデキストリンは,ブドウ糖が環状に連なった化合物であり,水中でその輪のなかにさまざまな物質を取り込むことで知られています。今回,藤原さんと筒井さんは,水中でシクロデキストリンによってポルフィリンと呼ばれる色素を取り込んだ化合物について基礎研究を行い,上記学会にてポスター発表を行いました。藤原さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体にポリエチレングリコールと呼ばれる高分子を導入することにより,ハイドロゲルなどの固体材料として利用する研究について発表しました。筒井さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体を用いて,生物のミトコンドリアに含まれるシトクロムcオキシダーゼと呼ばれる酵素の機能を再現する化合物の合成について,発表しました。それぞれの研究内容,ポスター展示,プレゼンテーションなどが評価されて,受賞するに至りました。
発表題目
(1) Synthesis of network polymer by PEGylated porphyrin/cyclodextrin inclusion complex
(2) Construction of a water-soluble hemoprotein model complex using ligand strapped porphyrin/cyclodextrin supramolecular complex
発表者
(1) 藤原悠人(Yuto Fujiwara)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
(2) 筒井晴太(Haruta Tsutsui)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
連名者{(1)(2)いずれも}
北岸 宏亮(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
2023年 8月24–27日に開催された第11回アジアシクロデキストリン国際会議(11th Asian Cyclodextrin Conference)において,理工学研究科応用化学専攻の藤原悠人さんと筒井晴太さんがポスター賞を受賞しました。
シクロデキストリンは,ブドウ糖が環状に連なった化合物であり,水中でその輪のなかにさまざまな物質を取り込むことで知られています。今回,藤原さんと筒井さんは,水中でシクロデキストリンによってポルフィリンと呼ばれる色素を取り込んだ化合物について基礎研究を行い,上記学会にてポスター発表を行いました。藤原さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体にポリエチレングリコールと呼ばれる高分子を導入することにより,ハイドロゲルなどの固体材料として利用する研究について発表しました。筒井さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体を用いて,生物のミトコンドリアに含まれるシトクロムcオキシダーゼと呼ばれる酵素の機能を再現する化合物の合成について,発表しました。それぞれの研究内容,ポスター展示,プレゼンテーションなどが評価されて,受賞するに至りました。
(1) Synthesis of network polymer by PEGylated porphyrin/cyclodextrin inclusion complex
(2) Construction of a water-soluble hemoprotein model complex using ligand strapped porphyrin/cyclodextrin supramolecular complex
(1) 藤原悠人(Yuto Fujiwara)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
(2) 筒井晴太(Haruta Tsutsui)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
北岸 宏亮(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
シクロデキストリンは,ブドウ糖が環状に連なった化合物であり,水中でその輪のなかにさまざまな物質を取り込むことで知られています。今回,藤原さんと筒井さんは,水中でシクロデキストリンによってポルフィリンと呼ばれる色素を取り込んだ化合物について基礎研究を行い,上記学会にてポスター発表を行いました。藤原さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体にポリエチレングリコールと呼ばれる高分子を導入することにより,ハイドロゲルなどの固体材料として利用する研究について発表しました。筒井さんは,ポルフィリンとシクロデキストリンの複合体を用いて,生物のミトコンドリアに含まれるシトクロムcオキシダーゼと呼ばれる酵素の機能を再現する化合物の合成について,発表しました。それぞれの研究内容,ポスター展示,プレゼンテーションなどが評価されて,受賞するに至りました。
発表題目
(1) Synthesis of network polymer by PEGylated porphyrin/cyclodextrin inclusion complex
(2) Construction of a water-soluble hemoprotein model complex using ligand strapped porphyrin/cyclodextrin supramolecular complex
発表者
(1) 藤原悠人(Yuto Fujiwara)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
(2) 筒井晴太(Haruta Tsutsui)
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
連名者{(1)(2)いずれも}
北岸 宏亮(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)