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環境システム学科
地球と人間、社会のために”環境”にさまざまなアプローチ
私たち人間がこの地球上で生命活動、社会活動を営む上で、自然環境との共存は避けて通れない課題です。しかし、人間と自然の理想的な共存関係の実現の前には、さまざまな問題が山積みとなっているのが現状です。さまざまな環境問題の実態を明らかにし、解決の方策を見出すためには、自然と人間についての深い理解が必要です。
「環境システム学科」では、地球,生命といった大きな視点から私たちの毎日を見直し、地球と人間、社会の環境システムを理解し、さまざまな環境問題の本質を追究します。その上で、資源・エネルギーを有効に利用する方法とともに、環境への影響を科学的な手法で立体的・総合的に検討し、人間と地球のよりよい明日のために具体的な解決策を提示できる専門家を養成します。
地球と生物のシステム |
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自然・人間・地域の環境 |
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新エネルギー・環境保全 |
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研究クローズアップ
長い時間でつくられた地形環境の再現
私たちが暮らす地球表面の地形は、数千年とか数百万年という長い時間かけてつくられます。同志社大学京田辺キャンパスの東を流れる木津川もそうした地形のひとつです。木津川には網目状や蛇行した流路がみられます。こうした流路を実験室で再現することは難しいことです。この研究では新しく開発した水路で、世界で初めてきれいな蛇行流路をつくりだすことに成功しました。人工的に地形を再現して、環境保全や防災のための基礎研究を行っています。