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インテリジェント情報工学科
人と環境にやさしい“知的”なコンピュータシステムの実現をめざして
インテリジェント情報工学科は、人と環境にやさしい知的なコンピュータシステムの実現をめざして、インテリジェント化・ユビキタス化・ネットワーク化などの研究を進め、高度な情報処理技術を社会で活かせる技術者を育成します。
近年、映像機器やパソコンなど家庭内のすべての電気機器をネットワーク化する試みが始まっており、さらに電気製品のみならず、例えば机や椅子、蛍光灯や本棚など、ありとあらゆるものにコンピュータを組み込み、人の生活環境そのものをインテリジェント化して人の暮らしを支えようとするユビキタス化が始まりつつあります。また、高度道路情報システムでは、自動車が道路、交差点、料金所、レストラン、あるいは病院などとネットワーク化され、車の自動運転や道路の高度利用に役立てようと試みられています。
本学科では、人間と環境に優しい、インテリジェントなシステムを企画、立案、設計、開発できる視野の広いエンジニアを育てることを目標に、計算機工学や情報ネットワークなど情報工学の基幹となる科目や人に学ぶ知的処理技術についての科目が用意され、インテリジェントシステムの設計に活かすための知識や技術を学べるように工夫されています。
インテリジェント化 |
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(知的原理の解明とシステム化) |
ユビキタス化 |
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(いつでも・どこでも・誰とでも) |
シーズ・オリエンテッド |
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(基礎的な着想を役立つ技術へ) |
研究クローズアップ
知的オフィス環境創造システム
知的生産性を高めるために、オフィスにおける照明・空調・視環境をパーソナル化し、利用者の生体情報をもとに、各個人が好む最適な物理環境を提供できる情報通信技術基盤を構築します。