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ハリス理化学研究所

ハリス理化学館の伝統を受け継ぐ、京田辺校地・理化学館

今出川校地にあるハリス理化学館は、創立者新島襄の科学に対する熱意に共鳴した米実業家J.N.ハリスの寄付によって1890年に竣工されました。掲げられた石のレリーフには「(18) SCIENCE (89)」と刻印されています。ハリス理化学研究所はこの伝統の上に立ち、革新的な研究を続け、現京田辺キャンパスのCreative Hill(創造の丘)の愛称にふさわしいあり方、新たな教育・研究フィールドを創出する相乗効果をどのように生み出すかといった課題を日々模索し続けています。

研究成果は、内外の研究や教育の多大な刺激に

本研究所は専任研究所員と同キャンパス6学部6研究科全教員による兼任研究所員により組織され、学部・研究科間の情報交流、人的交流、大学院連携、共同研究、および学外資金導入などに積極的に取り組んでいます。また、学際領域を含め幅広く自然科学全般における教育と研究を通して、同キャンパスの活性化にも貢献しています。中心的な活動は、『ハリス理化学研究報告』年4回の同志社大学学術リポジトリ掲載、ハリス理化学研究所研究発表会の開催、部門研究の遂行、助成金による研究サポート、全学的科学教育等です。

「創造」に特化したプログラムを志高い仲間と共に体験する、創造科学教育夏期研修

同志社ハリス理化学校出身者で、フェライトの発明など数多くの創造的業績をあげた故加藤与五郎博士の「優れた創造力を発揮して科学技術を先導し社会に貢献する人材を育成する」という遺志を継承し、半世紀以上にわたり続けられている研修です。理系学生を中心に約10名が参加し、教員の指導により軽井沢で約10日間にわたり行われます。本研修では、最高の創造ができる人、次世代の人材の育成ができるリーダーシップを持ちかつ「心の清い人」『A man』の育成にも尽力しています。

創造的な研究に与えられる、加藤・山崎記念寄付金の奨励金

前述の加藤与五郎博士の遺志を受け継いで設立された加藤・山崎記念寄付金より、創造的な研究に取り組む学生に研究奨励金を給付しています。

ハリス理化学研究所