以下、本文になります
人間環境研究室
教員
赤尾 聡史(教授)Satoshi AKAO
DB
研究内容
廃水・廃棄物の処理と利用に関する研究を行っています。従来は、適正処理がこの分野の中心的課題でしたが、例えば世界には下水処理水を直接飲用利用している地域があるとおり、従来の発想を超えた循環に関する技術開発、評価手法の開発、それら技術を統括するシステム開発が活発化しています。人間環境研究室では、社会活動全体における廃水・廃棄物処理技術の位置付けを再認識し、人々のニーズを考慮し、経済的価値を伴う、また、社会の持続的発展に貢献できる技術・システム開発を行います。
主な研究テーマ
1)廃水の適正処理と再配置
主として途上国の乾燥地における水再利用を念頭に、用途に応じた技術の組合せをエネルギー源(再生可能エネルギー)や立地も含めて検討します。
2)有機性廃棄物の資源化・エネルギー回収
主として糖分を多く含む廃棄物あるいはバイオマスの微生物による発酵を通じた資源化またその最適化を検討します。
3)地域性・社会性を鑑みた新エネルギーの運用方法
不安定な新エネルギーによるエネルギー供給と人口減少・高齢化社会におけるエネルギー需要を考慮したエネルギー小売り自由化時代の新エネルギー運用方法を検討します。