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情報解析研究室

教員

齋藤 誠慈(教授)Seiji SAITO

DB

研究分野 常微分・差分方程式の定性理論
研究室 HS-207
TEL 0774-65-6702
FAX  
E-mail ssaito@mail.doshisha.ac.jp

研究内容

研究内容

図1:最終安定な軌道図

1.常微分・差分方程式、一般均衡価格方程式の安定性:森嶋通夫(1977)は、2商品に関する一般均衡価格の差分方程式の数値計算を行い、最終安定性を予想した。1商品の相対価格(%)を反復計算し、25,000~30,000を図示した(図1)。

2.ファジィ微分方程式・最適化:曖昧な情報を表すファジィ解は、左から右へ曲線が推移してゆく(図2)。A、B、C、D、Ln、Rmをファジィな毎時交通量(概数)とする橋最適配置問題の解法は変分不等式問題を解くことになる(図3)。

図2:曖昧性は時間と共に増加する 図3:橋配置問題は変分不等式問題

3.カオス・フラクタル解析:グーモウスキー・ミラの翼は、カオス・ランダム性の研究対象である(図4)

図4:カオスは一目瞭然だが証明困難

4.DNAコンピューティング:4種のDNA塩基の化学反応の特性を利用し、さらに最適化理論の応用によって新しい計算原理の考案を目指す。

5.粗情報画像処理解析:画像処理データをかなり大きな空間で扱うとき、冗長な情報が生ずる。計算量は増加するが、ゼロ値が多いために計算速度は高速されることを利用したアルゴリズムを開発することが研究目的である。