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計測分離工学研究室
教員
塚越 一彦(教授)Kazuhiko TSUKAGOSHI
DB研究分野 | 微小空間で見られる流体流れの不思議な世界 |
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研究室 | SC-325 |
TEL | 0774-65-6595 |
FAX | 0774-65-6803 |
ktsukago@mail.doshisha.ac.jp |
研究内容
私たちは、高感度、高選択性、パーソナル化(超小型化・超簡素化)の特徴を有する未来志向の、また他の学問領域への波及効果が大きい新しい方法論(新しい分離・検出手法)の開発をめざしています。化学工学・分離工学の学問分野で新しい技術・研究の展開を考えています。現在、吸収、蛍光、化学発光を検出手段とするキャピラリー電気泳動、マイクロチップ電気泳動、フローインジェクション分析、マイクロフローインジェクション分析、マイクロチャネル分析等の技術を有しています。いずれも簡便、迅速、安価、連続分析可能な分析法になります。吸収、蛍光、化学発光は相互に深い関わりを持っており、吸収、蛍光、化学発光の実験データを相互にうまく利用しながら新しい分離・検出法の確立に取り組んでいます。
具体的な研究方針として、「微量分析への挑戦」「μ-TAS(micro-total analysis system)-超小型分析装置の開発-」「生命および生体内情報の読み出し」「食品・環境分析への展開」などが挙げられます。
教育的視点から考えると、このように化学工学、分離工学、さらに生命科学の視点に立って、分離・検出手法を学ぶことは学生の技術者、研究者としての将来に大変意義深いものと考えています。