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機能分子・生命化学科の森 麗貴さんがSRM2025にてポスター賞を受賞しました

2025年6月10日 更新



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 2025年6月7-8日に鈴鹿医療科学大学にて開催された第34回金属の関与する生体関連反応シンポジウム (SRM2025)において、機能分子・生命化学科の森 麗貴さんがポスター賞(最高得点)を受賞しました。

 本研究室ではこれまで、酵素機能を示すRedox-active MOF(金属有機構造体)の設計と応用に取り組んできました。なかでも、抗酸化酵素「CuZn-SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」の構造と機能を模倣したMOF粒子の開発に成功しており、酵素機能を人工材料で再現する挑戦を続けています。今回の研究では、Redox-active MOFの表面を分子レベルでエンジニアリングすることで、機能を自在に調節する手法を開発しました。具体的には、CuZn-SODに存在するカチオン性部位をMOF表面に導入し、電子移動反応における選択性と抗酸化活性を向上させる新たな手法を開発しました。

 この成果は、MOFの構造制御にとどまらず、「表面構造を自在に設計することで、機能を精密に調節できる」という新たな指針を示すものであり、今後の機能性MOF創出に大きな展開が期待されます。

発表題目

CuZn-SOD を模倣したカチオン性部位の表面導入によるCuZn-ZIF-8 のSOD様活性の向上



発表者

森 麗貴 

理工学部機能分子・生命化学科4年次生



連名者

人見 穣

機能分子・生命化学科 教授





関連情報 第34 回金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2025)
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