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理工学研究科電気電子工学専攻の竹中雄太さんが電気学会回転機研究会において、優秀論文発表賞を受賞しました。
2025年5月21日 更新

理工学研究科電気電子工学専攻の竹中雄太さんが、電気学会回転機研究会において優秀論文発表賞を受賞しました。
近年、複雑かつ大規模なシステムの振る舞いを高速・高精度に表現する方法として、モデル縮約という考え方が注目されています。
本研究では、縮約モデルとして等価回路が直接得られる特長を有するCauer Ladder Network(CLN)法をかご形誘導電動機に適用し、バー切れや偏芯などの回転子不良を有する場合における縮約モデルの導出方法を提案するとともに、計算精度や計算時間の観点からその有効性を明らかにしました。
本研究の成果は、かご形誘導電動機を含むシステムで不具合が発生した際、事故原因の究明や対応策の有効性検証などを、安全かつ低コストで実施することに繋がります。
発表題目
回転子不良を有するかご形誘導電動機のマルチポートCLN法に基づくモデル縮約
発表者
竹中 雄太同志社大学理工学研究科 電気電子工学専攻 博士課程(前期課程) 2年次生
(理工学部電気工学科 卒業)
連名者
同志社大学理工学部電気工学科 教授
藤原 耕二
同志社大学理工学部電気工学科 教授
松尾 哲司
京都大学大学院工学研究科 教授
関連情報 | 一般社団法人 電気学会 |
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お問い合わせ |
理工学部・理工学研究科研究室事務室 TEL:0774-65-6211
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