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2025年2月21-22日にインドのウッタラーカンド州IIT Roorkeeにて開催されたNational Conference of Society for Nitric Oxide and Allied Radicalsにおいて、理工学研究科応用化学専攻の中原寛樹さんがRoyal Society of Chemistry Best Poster Awardを受賞しました。中原さんはこれまで、酵素機能を発現するRedox-active MOF（酸化還元活性を持つ金属有機構造体）の研究を進めてきました。その研究の一つとして、人体に存在する抗酸化酵素「CuZn-SOD（スーパーオキシドディスムターゼ）」の構造と機能を模倣したMOF粒子を既に開発しています。本研究では、CuZn-SODに存在するカチオン性部位をRedox-active MOFに導入することで、MOF粒子の抗酸化活性を向上させる新たな手法を開発しました。本手法により、今後、さまざまな機能性MOFの創出が期待されます。この研究成果が高く評価され、Best Poster Awardを受賞しました。