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第36回生物無機化学夏季セミナー・第4回生命金属科学夏合宿合同大会にて理工学研究科応用化学専攻の中上敦貴さんが学生口頭発表最優秀賞を受賞しました
2024年10月22日 更新
2024年 9月10–12日に開催された第36回生物無機化学夏季セミナー・第4回生命金属科学夏合宿合同大会において,理工学研究科応用化学専攻の中上敦貴さんが学生口頭発表最優秀賞を受賞しました。
一酸化窒素(NO)は有毒ガスでありながらも生体内では血圧を調整する役割を持つ生理活性ガスとしての側面が知られており医学的にも重要なガス状物質です。今回,中上さんは所属研究室にて開発した人工ヘモグロビンモデル化合物hemoCDが、水中においてNOガスと結合することを見出し、NOが結合した状態のhemoCDがどのような化学構造となるのかについて、詳細に解析しました。電子スピン共鳴スペクトルやレーザー共鳴ラマンスペクトルといった様々な特殊分光学法を用いてアプローチし、構造解析を行いました。
その研究成果を本大会にて発表したところ、発表要旨、発表内容および質疑応答の姿勢などが総合的に評価されて、最優秀口頭発表賞に選ばれました。
発表題目
人工ヘムタンパク質モデル「hemoCD」と一酸化窒素との水溶液中における相互作用に関する研究
発表者
中上 敦貴
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(後期課程) 2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
連名者
當舎 武彦(兵庫県立大)
佐藤 航(兵庫県立大)
堀谷 正樹 (佐賀大学)
久保 稔(兵庫県立大)
北岸 宏亮(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
関連情報 | 第36回生物無機化学夏季セミナー第4回生命金属科学夏合宿合同大会 機能有機化学研究室HP |
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お問い合わせ |
理工学部・理工学研究科研究室事務室 TEL:0774-65-6211
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