トピックス

　本学大学院理工学研究科数理環境科学専攻博士前期課程2年生の舘太優介さんが、資源・素材学会関西支部「第20回若手研究者・学生のための研究発表会」の優秀発表賞と、電気化学会関西支部「2023年度関西電気化学研究会」の奨励賞（優秀ポスター賞）を受賞しました。舘太さんは再エネ電力を貯蔵する大規模蓄電システムへの応用が期待される亜鉛空気二次電池について、亜鉛負極における亜鉛の形態変化をオペランド観察する測定系を構築し、直接観察によって亜鉛の形態変化に及ぼす充放電条件の影響を明らかにしたことが評価されました。

それぞれの学会および発表の詳細は次の通りです。

学会名：資源・素材学会関西支部「第20回若手研究者・学生のための研究発表会」
発表日（場所）:2023年11月8日（キャンパスプラザ京都）
発表題目：フローセル亜鉛負極の充放電時の形態観察と電流密度・流速の影響
発表者：舘太優介
連名者：盛満正嗣（大学院理工学研究科　教授）

学会名：電気化学会関西支部「2023年度関西電気化学研究会」
発表日（場所）:2023年11月9日（神戸大学）
発表題目：電解液流動下での二次電池用亜鉛負極の酸化還元に伴う厚み方向の形態変化と作動条件の影響
発表者：舘太優介連名者：盛満正嗣（大学院理工学研究科　教授）

　舘太さんは上記のほかに以下の国際学会での発表も行い、その際も研究成果が高く評価されました。

学会名：The 244th Annual Meeting of The Electrochemical Society
発表日：2023年10月10日
発表題目：Polarization Behaviors and Morphology during Zinc Deposition and Dissolution in Zinc Flow Battery
発表者：Yusuke Tachida
連名者：Ryoma Yamada, Masatsugu Morimitsu