以下、本文になります
留学体験記

ダブルディグリープログラム
井上 拓也
理工学研究科 機械工学専攻
理工学研究科 機械工学専攻
留学先
エコールセントラル国立理工科学院連合リール校留学期間
2016年9月~2018年8月
ジェネラリストを目指すため、フランスへダブルディグリー留学
宇宙開発に関わる仕事を将来やりたいと考えていて、そのためには幅広い知識を得ること、そして世界に出ることが必要だと考えていました。その二つを達成できるのが、ジェネラリストを育成する学校であり、また世界各国からの留学生の割合も多いフランスのダブルディグリー留学先の学校でした。そしてこのダブルディグリー留学は、他の交換留学と一番違う所は2年という長期スパンであることです。僕は学位を取得したいということよりも2年という所に惹かれて選択しました。現地での試練の数々

僕はフランスに、恥ずかしながらフランス語を話すことや聞くことが全然できずに飛び立つことになり、現地の学校でいくつもの試練にあいました。理系科目の授業は数式が教えてくれるだろうと安易な考えを持っていたのも束の間、扱っている授業内容のレベルが高くて、言語どころか数式ですら、わかりませんでした。また、フランス人とのグループで共に行ったプロジェクトでは、僕以外が全員フランス人で、意思疎通が難しかったです。それでも諦めずに、一生懸命勉強することで乗り越えました。
留学で得られたものとは

この留学で得られたことは本当にたくさんありますが、一番は自信です。2年間もの間、違う地で新しいことを経験し、修行を積めたことはとても自分の自信になりました。また、この留学は今の自分の進路に繋がっています。フランスの留学先ではインターンシップを行う期間があり、その期間で僕はマックスプランク宇宙物理学研究所に研究インターンシップ に行きました。このインターンシップ先での出会いが、今の僕の進路を作っています。また、世界中にたくさんの友達ができ、居場所ができたことも自分にとってはかけがえのないものとなりました。
留学先での1日のスケジュール
平日
7:00 | 起床、準備 |
---|---|
8:00 | 授業開始 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 授業開始 |
18:00 | 授業終わり次第、買い物 |
19:00 | トレーニング |
20:00 | 夜ご飯 |
21:00 | 勉強 |
24:00 | 睡眠 |
休日
8:30 | 起床 |
---|---|
9:00 | 朝ごはん |
10:00 | 買い物 |
11:00 | 勉強 |
13:00 | 昼ごはん |
14:00 | 勉強 |
18:00 | トレーニング |
19:00 | 晩御飯 |
21:00 | 勉強 |
24:00 | 睡眠 |
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